トップに戻る イベント情報 今回のプレゼント 全画協について
 
色見本を表示
 
 日本画の魅力
日本画で使う絵具は、主に岩絵具や水干絵具、胡粉等があり、いずれも膠(にかわ)とあわせて画面に定着させます。
岩絵具は、天然の鉱物や人工的に造った塊を砕いてできており、同じ色でも粒子が粗いほど色が濃く、細かいほど色が薄くなります。
接着剤(メディウム)として膠を使うため顔料そのままの色味が出せ、他の油絵具や 水彩絵具とは違った表現効果を生み出す事ができます。
 
 
使用するもの:岩絵具、絵皿、水さじ、膠液
1 岩絵具を絵皿に必要量取り出す。
2 少量の膠液を注ぐ。
※膠液の作り方参照
3 指の腹を使い、絵具と膠液をよく練り合わせる。
※この時、膠液を一気に追加せず、数滴ずつ様子を見ながら行う。
4 筆で絵皿の底に沈んでいる絵具をよくかき混ぜてから使用する。
 
<岩絵具>鉱石を粉砕後、水簸加工した粉末状の絵具。天然のものは色数が少なく産出量も限られているため、人工的に造った新岩絵具も多くでている。水に溶けない性質なので膠液と合わせて使用する。
粒子が荒いほど色が濃く、細かい程薄くなる特徴をもつ。
岩群青の原料“藍銅鉱”
※上段/天然岩群青5番〜白 下段/天然松葉緑青5番〜白 を絵皿に並べたもの

 
使用するもの:水干絵具、乳鉢、乳棒、絵皿、水さじ、膠液
1 乳鉢と乳棒を用い、適量を擦りつぶす(空擦りという)。
2 必要量の空擦り絵具を絵皿に入れ、少量の膠液を注ぐ。
3 指の腹を使い、粒々がなくなるまで、膠液を追加し、よく練り込む。
※この時、膠液を一気に追加せずに数滴ずつ様子を見ながら行う。
4 少量の水を加えつつ溶きおろし、好みの濃さに調節して使用する。
 
<水干絵具>顔料に胡粉を加えて水簸精製し、薄板状に自然乾燥させたもの。

 
使用するもの:胡粉、乳鉢、乳棒、器、絵皿、水さじ、膠液
1 乳鉢と乳棒を用い、適量を擦りつぶす(空擦りという)。
2 空擦り胡粉に、少量の膠液を注ぐ。
3 指の腹を使い、耳たぶくらいの柔らかさになるまで、膠液を追加し、こねる。
4 団子状にし、胡粉と膠が充分になじむまで器に何回もたたきつける。
5 麺状にのばしたあと、50℃前後の湯を注いで3〜5分間放置し、あく抜きをする。
6 湯を捨て、粒々がなくなり、粘りが出るまでさらに練り込む。
7 適量を絵皿に取り、少量の水を加えつつ溶きおろし、好みの濃さに調節して使用する。
 
<胡粉>いたぼがきの貝殻を原料とし、それを風化させたものを粉砕、水簸精製したもの。
白色度が高く粒子が細かいものが上質とされる。
胡粉の原料“いたぼ牡蠣”

 
使用するもの:膠(三千本)、ペンチ、膠鍋、コンロ、水、木べら、布、瓶
1 ペンチ等で三千本膠を切り取る。
2 膠1に対して水10を目安に膠鍋に入れ、 木べら等でていねいにかき混ぜながら過熱する。
※このとき、60℃以上にしないように注意する。
3 十分に溶けたら、きれいな布で漉す。
4 完成した膠液は、ぬるま湯で濃度調節して出来るだけ早く使用する。
※夏は腐敗しやすいので注意
 
前ページへ ↑このページの最上段へ
次ページへ
 



日本画に関するご意見、ご感想をお寄せ下さい。
 
Copyright (C) 2001 eokaku.com All Rights Reserved.
無断転載禁止