画材の救急箱
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絵具の種類
Water color 水彩絵具
専門的に言いますと、顔料(がんりょう=色の粉)を水に溶ける樹脂溶液(水性展色材)で練った練り状の絵具となります。幼児教育から使用されるので、万人の知識にある絵具が水彩絵具です。水で溶ける樹脂(アラビヤガムや加工澱粉=デキストリン)の液で造られているので、粘りを少なくして広い面を均一に塗るときや、色を淡くするときは筆に水を付けて簡単に薄めることができます。
水彩絵具は水で溶いて描き、この水が空中に蒸発したら乾燥して手に付かなくなります。このような乾き方をする絵具を蒸発乾燥型絵具と言います。同じような乾き方をする絵具にアクリル絵具があります。この型の絵具を使って描くときは、水がよく蒸発する為に、適度な温度と低い湿度、そして良い風通しのところで制作するのがポイントです。水彩絵具には性格の違う次の3種類があります。
透明水彩絵具
顔料と樹脂溶液を練り合わすとき、樹脂の多い溶液で練った水彩絵具です。この水彩絵具を水で溶いて塗ると、透明な色になり、下に描いた線や色面を透けて見えるようにするので「透明」水彩絵具と言われます。普通水彩絵具と言うとこの透明水彩絵具をさします。透明水彩絵具の技法は豊富ですのでそれを活用していろいろの表現をします。(画材ジャンル別一覧の「水彩画のテクニック」参照下さい)。
透明水彩絵具は水で溶いて淡く塗られることが多いのであまり大きなチューブ入りがありません。

次の2種が代表的です。
5ミリリッター入りチューブ(2号チューブ入りとも言われる)
15ミリリッターチューブ入り(5号チューブ入りとも言われる)
不透明水彩絵具
顔料と樹脂溶液を練り合わすとき、樹脂の少ない溶液で練り、顔料を多くした水彩絵具です。この水彩絵具で描くと顔料が下の線や色面を覆い隠して見えなくするので「不透明」水彩絵具と言われます。不透明水彩絵具は別名ガッシュとも言われます。また、不透明水彩絵具の顔料を幾分安価なもにして、体質顔料(無色の顔料)を適度に加えて練ったものをポスターカラーと呼んでいます。ポスターカラーは体質顔料のため塗りむらが出にくいので色彩教育に使用されたり、印刷原稿に使用されます。そのため色彩管理に便利なマンセル測定値を各色に明確に表示してあります。不透明水彩絵具は水を少なめに使いその特性を活かした使い方をされます。そのため絵は重厚で力強い作品になります。また、顔料が表面に出て発色するため色が鮮明なので明るい絵ができます。また、不透明水彩絵具は透明水彩絵具で描く大きな作品のメリハリをつけるために仕上げに併用するなど、両者の特徴を活かした使い方もされます。パステルの発色と似ているのでパステル画の下描きに使用することもできます。
不透明水彩絵具はあまり水で溶かずに使用するので小さいサイズのチューブ入りがありません。

次のようなチューブ入りが代表的です。
15ミリリッター入りチューブ (5号チューブ入りと言われる)
20ミリリッター前後の大きいチューブ入り
固形水彩絵具
水彩絵具を半乾きにしたものや、乾かして粉に粉砕してから、プレス機で圧縮し、固形にした水彩絵具です。前者をパンカラーまたは、キャラメルカラーと呼びます。後者はケーキカラーと呼ばれます。
パンカラー(キャラメルカラー)は透明水彩絵具を固形にしたものですが、ケーキカラーには透明水彩絵具をプレスして固形にしたものと、不透明水彩絵具をプレスして固形にした物があります。不透明水彩絵具の方を購入するときは、外箱に「不透明水彩絵具」または「オペーク水彩絵具」の文字を確かめてください。

パンカラーには大きさの違いで次の3種類あります。
A ホール パン 表面のサイズ 30mm×12mm
B ハーフ パン 15mm×12mm
C クォーター パン 11mm×11mm
*サイズはメーカーによって違います。区別の目安にしてください。
*絵具は陶器の皿にはいっています。Cは小型のスケッチセットになると皿に入っていないものがあります。

ケーキカラーは丸いものや四角いものといろいろあります。
固形水彩絵具は余り大きい紙に描かないとき、スケッチ旅行に持参する時に便利です。特にポケットサイズにして、筆を二つ折りにして収納できるスケッチケースに納めたものは旅先からのハガキを描くのに重宝されています。
 
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